月別アーカイブ: 2014年8月

Discrimination

 discriminate 本来の意味では、物や人の間に違いがあることを認識する、区別するということです。しかし、discrimination の第一義としては、ある特定の人やグループに対して公正な取り扱いをしないという意味で使われることが多いようです。つまりは、差別それも人種差別のことを指すことが多いようです。U.S.A. では、時々人種差別が問題になり暴動が起きていますね。最近では、移民の流入が著しいヨーロッパの国々でも起きています。日本も例外ではありませんが、未だ欧米ほど激しくはないようです。現時点では、それほどの移民はなく、日本人が majority としてまだまだ大多数を占めているからでしょうか。

 これを書いている時点でのアメリカ大統領は黒人系なのに、無防備な黒人を射殺したというニュースが時々あり、暴動に発展したりしています。肌の色が違う、顔つきも違う沢山の人々が構成する複雑な社会では minority への差別は避けて通れない問題なようです。これは誰でも知っている通り、今に始まったことではありません。ビデオは50年以上も昔に作られたミュージカル映画 West Side Story の中から、America という歌とダンスです。歌詞はここを見てください。(日本語訳はここ)この歌の中身は、今でも、そのままなんじゃないかなーと思っています。50年くらいでは何も変わらないというか、いかに根深いか分かるような気がするんですよねー。歌の中を見てみましょう。 続きを読む

I don’t give a damn

Gone With The Wind

 映画 「風と共に去りぬ」 大詰めの台詞。結構有名なんですよねー。 Frankly my dear, I don’t give a damn. 全然気にしてないよという意味です。画面からすると、「今更どうでもいいよ」といったところでしょうか。それにしても、 Clark Gable が言うこの台詞はかっこいいですねー。私は、この映画を10回以上見ています。最初に見たのは高校生頃でした。長い映画の割には飽きなかったのを覚えています。でも、何が何だかよく分からなかったんですよ。というわけで、再び見ることになりました。2回目は全体のストリーが把握できて、いい映画だなーということで、時間が経ってからまた見ました。古い映画なのに結構 spectacular だと、またまた感心し、という具合に何度も見ました。

 今回はこの映画についてです。この映画の見所とか魅力について、今更、私が語るというものでは決してございません。 続きを読む

Localize (localise 英)

Localize

pasta01

 ローカライズとは、物や事象を特定な場所に制限することです。例文は They hope to localize the infection. (感染を一部地域にとどめる)。一部地域に制限することが本来の意味合いだったようですが、コンピューターの世界では、ソフトウェアを現地に適合させることですよね。現地化することです。virtual もそうでしたが、IT の世界では何かと本来の意味とは少しずれたりすることもあるようです。しかし、日本では英語が IT の世界から入ってくることも多いので、localize (localise) といえば、いろいろな外国製品を日本で販売するために必要な変更を加えたりすることです。ローカルの仕様にすることですね。例えば、乗用車の場合、欧米の車を日本で販売する場合、右側にハンドルを移設する、排ガス規制に適合させるといったことが基本でしょうね。ハンドルの位置は好みで左側のままにしている人もいるかもしれません。内装にも変更を加えたりすることもあると思います。日本語の取説やマニュアルを用意することも localization の大事な作業ですね。日本向けの CM や広告の制作なども含まれるでしょう。もちろんモーターショーに出品する作業なんかもあるでしょうね。
話は違いますが、イタリアンのはずが、パスタのたらこスパゲッティ、さらには和風ピザなどは、立派な localized food ですよね。箸で食べさせるパスタ屋さんもあります。でも今回は、難い話は抜きで、楽しい localize を目指して go です。Scotland 民謡の Auld lang syne についても一言あります。
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ほめ言葉

英語で人をほめるときの言葉  Praise

 まずは、下の YouTube の動画をご覧ください。あなたは、いくつの褒め言葉がひろえるでしょうか?チャレンジしてみてください。それにしても何でフィギュアスケート?短い時間のうちにたくさんの褒め言葉が出てくるからです。しかも何で男子?

そうですね、誰もはっきりとは言いませんが、多くの人は、男子のフィギュアスケートは、女性が見るスポーツと位置づけているようなところがありますよね。それでも、ここでは、男性にも比較的抵抗なく見ることができる performance を選んでみました。あっさりと引退してしまいましたが、町田樹選手のショートプログラム(2013年~14年)世界選手権ファイナルです。しかし、見事に、満席の観客席は見渡す限りほとんどが女性ですね。 続きを読む