英語で人をほめるときの言葉 Praise
まずは、下の YouTube の動画をご覧ください。あなたは、いくつの褒め言葉がひろえるでしょうか?チャレンジしてみてください。それにしても何でフィギュアスケート?短い時間のうちにたくさんの褒め言葉が出てくるからです。しかも何で男子?
あそうですね、誰もはっきりとは言いませんが、多くの人は、男子のフィギュアスケートは、女性が見るスポーツと位置づけているようなところがありますよね。それでも、ここでは、男性にも比較的抵抗なく見ることができる performance を選んでみました。あっさりと引退してしまいましたが、町田樹選手のショートプログラム(2013年~14年)世界選手権ファイナルです。しかし、見事に、満席の観客席は見渡す限りほとんどが女性ですね。
あフィギュアスケートは、結構細かい規定が多く、画面を見ていても、これはサルコージャンプだとか右のエッジが・・・などと解説されても、私には全く分かりません。ただ、アクセル ジャンプだけは、正面を向いて跳んでいくので、これだけは分かります。このビデオは、解説者がイギリス人なので、男子フィギュアスケートに加え、アメリカ英語に慣れている人には、一層、見ることが躊躇されるかもしれませんね。
ひろった褒め言葉
Amazing this is his first world championships. terrific form this year. Great start. Crystalline clean on the quad and triple turn. Wow. Glorious triple axel. This is an inspirational start of short program. What a sight that is. Uplifting performance one of the best short program I’ve ever seen. As if his whole career was defined by that two minutes and fifty seconds. Just sensational. Great execution of every single element goes to positive in that performance. It was incredible I’ve never ever seen skating like that. The quality was unbelievable. The choreographer absolutely fantastic. Brilliant, brilliant program. He looked right on his game the moment he came out. さらに fantastic とか brilliant が続き That was a beautiful performance. ずいぶんありますね。日常会話で使いたいのもたくさんありますね。
その他にも、褒め言葉にはこんな言葉もあります。 Super Dynamite Exciting Good などです。よく聞くのは、great とか excellent ですが、その人の癖でいろいろな表現があるようです。stunning とか impressive, awesome などキリがありませんね。 What a sight that is.(なんというすばらしい光景だ) というのは、部屋が散らかっていて物置のようだ、というときにも使われるたりするので、negative に言われているときもありますよ。もちろん、that is ではなく this is ともなります。
男子フィギュアスケートの見所は技術力に尽きる
あ町田選手の演技はよほどすばらしかったらしく、解説者も羽生選手の持つショートプログラムの記録を超えると興奮気味でした。また、画面左上に技術点( Technical Score)がリアルタイムで表示されるのも珍しいです。
あ管理人が、男子のフィギュアスケートを見るきっかけとなったのは、織田信成選手のチャップリンメドレーという演技でした。たまたま TV を見ていただけでしたが、フィギュアスケートでこんな表現もできるんだ、と興味を持ちました。その後、男子のスケートは技術の争いがおもしろく、現在では4回転ジャンプだけでなく、町田選手のように3回転ジャンプと組み合わせたりして、どんどん難度が上がっているようです。羽生選手は、ジャンプに入る前の助走がほとんど無いことも特徴なようです。
あ男子のフィギュアスケートも、芸術点( Presentation )を稼ぐとなると仕方ないのかもしれませんが・・・・。男性から見ると、その衣装や演技は、見るに堪えないと思う人もいるんでしょうかね。この辺は、女子の基準点が適用されるからなのかどうか知りませんが、確かに、何とかならないのかねーという意見も分かります。それにしても、一本勝負で転けたら終わりですから、4回転を跳べる選手でも試合度胸が強くないと勝てないようです。
こんなスケーターもいますよ
フィギュアスケートといっても、世界は広いです。下の映像はアメリカでの大会で Jason Brown がリバーダンスを perform します。観客は大喜びで、解説者も This is just entertaining. Great! とか That is some performance. や Way to go, Jason. と praise しています。ただ、この選手は4回転ジャンプを跳ぶわけでもないので、技術的には世界のトップレベルには達していないようです。そんなことはともかく、これは見ていて楽しめますね。この選手は、観客を沸かせる特別な才能があるとかです。
褒め言葉のThat is some performance. この場合の some は、数の勘定ではなく、自分の意見を言うときに使用する、すばらしいとかの意味です。You are somebody. (お前すごいね、でかいことやるね)などと言うときも褒め言葉になります。しかし、 negative にも使用されます。 Way to go, Jason. は、Jason 頑張れとかその調子という意味です。もちろん praise しています。Way to go は、あまり negative な意味では使用しないと思いますが、相手チームの失敗(野球でフライを取り損ねたり)を皮肉ったりするときに使用するかもしれません。