来たぜロスアンジェリス
Los Angeles (略して LA)はよく知られている California 州の大都会ですから、知らない人はいないと思います。実際に観光した人は多いでしょうし、住んでいた人も多いことでしょう。Los Angeles といえば、山の上に掲げられた例の Hollywood の大きな看板文字を思い浮かべますよね。それに大スター達が住んでいる豪邸並ぶ Beverley Hills (ビバリーヒルズ)や有名な Sunset Boulevard (サンセット・ブルバード)。この大都会は南北に長い California 州の南に位置していますなんて、ここを読んでる人なら誰でも「あったり前だツーの、うぜー」と言いたいにきまってます。この州は北海道から九州まですっぽり入るほどの大きさです。経済活動も盛んで、経済指標にはこの州だけアメリカ合衆国本体と切り離して数字を出すこともあるくらいだそうです。
Los Angeles は、一月でも日中は 20℃にもなる暖かいところです。街中も海岸も温暖な気候の恩恵を楽しむ人であふれています。同じ頃、北の Chicago あたりでは雪に埋もれて寒さに凍えているのに、ここでは半袖。北からきた人には天国のようです。雪かきもないし、高価なスタッドレスタイヤも買わなくていい、凍てつく道路をこわごわ運転することもなく、本当に暮らすにはよいところに映ります。
Los Angeles から少し南の Costa Mesa (コスタメサ)では、一月なのに何とサーフィン。羨ましいですね。冬でも半袖。いいですね。空気も乾燥していて快適そのもの。こんな土地だからこそ、プール付きの家なんてあるんだなーと感心しっぱなしの観光の日々。次の日も海岸を散策していると、朝からローラーブレード(インラインスケート)を楽しむ露出過多気味な人々やサーフィンを楽しむ人で、平日なのに結構人が多い。こんなところに住んでいられたらいいなーと、羨ましがることこの上なし。太平洋に沈む豪華な夕日にも満足、まんぞく。
む!まてよ。一月にサーフィンてことは、7月には何をしているんだ。やっぱり、サーフィン?・・・・・一年中サーフィン? ちょっとまてよ・・・・
日本が恋しくなる?
やっぱり春は桜で乾杯、夏の暑気払いで冷たいビールをがんがん楽しんで、冬はあつあつの鍋を囲んでわいわいやったほうがいいな。一年中サーフィンやバーベキューなんて変化がなさすぎて、かえって退屈だという結論に達して帰ってきました。地元の人はそれなりに一月も八月も楽しんでいるとは察しますが、一週間そこそこの旅行ではそんなに深くはみえませんでした。そういえば、Chicago といった北の方に住んでいる人達は、夏と冬のドラマチックな変化がいいと自慢していましたっけ。
でも、その発音間違ってます
ところでこの Los Angeles 、英語の発音はロサンゼルスでもロスアンジェルスでもありません。あの権威あるオックスフォードオンライン辞典で確かめられます。しかも無料で。ここには、イギリス英語とアメリカ英語の発音があるので比べられます。どちらも、ロスアンジェリスと聞こえていませんか?
地元ネイティブの人は英語の耳が良いので(当たり前だつーの)、私がロスアンジェルスと発音しているのを聞き逃さず、わざわざ、ロスアンジェリースとリースを強調して訂正されました。だから、今、ロスアンジェルスと言っている人は、アメリカに入国したら、ロスアンジェリスと言いましょう、ロスアンジェリスと。 英語ってけっこうめんどう。