英語圏の人の名前は、多くは聖書からきている、というか、聖書の時代からあまり変化がないようです。日本の歴史では名前はかなり変化があり、大昔から存在する名前といえば、思いつくのは太郎くらいなものでしょうか。
Paul, Matthew, John, Mark, David , Peter などなど、まさに You name it。女性陣はというと Mary, Ann, Ruth, Rachel, Elizabeth, Maria などなど、まさに You name it です。日本語ではそれぞれパウロ、マタイ、ヨハネ、マルコ、ダビデ、ペテロというのが聖書のなか、ポール、マシュー、ジョン、デイビッド、ピーターなどが一般的。女性の場合は、ルツとラケルがルース、レイチェルくらいで、聖書の中も一般的にもあまり違いがないようです。
例えばね、Aでしょ、Bでしょ、Cでしょ、えーっと、他にもあるでしょ?
You name it とは、いろいろ並べているときに使われているようです。たとえば、「私がダイエットに励んでいたときは、甘いものは遠ざけたし、飲み会もできるだけひかえたし、エアロビクスもやったし、あれもやったし、これもやった、そして・・・いろいろやったけれどね」などと話すときに締めは You name it となるような使い方でしょうか。「ほら、あなたも挙げてみて」という調子ですかね。
おもしろいと思ったのは、昔のヨーロッパではキリスト教が本当によく信仰されていたのだと思われるのは、多くの人が聖人の名前をつけていることと、よほど信仰が深かったのか縁起かつぎなのかはしりませんが、聖人の名前を2つもつけている Maryanne とか John-Paul という人も珍しくありません。昔、Peter, Paul and Mary というアメリカのフォークソンググループがありました。まさに、聖人さまさまのありがたい歌だったかもしれません。日本では聖人の名前をつける人はあまり聞きませんね。親鸞とか空海とか、法然、日蓮、・・・・、You name it,